亜鉛

亜鉛は微量ミネラルといわれている体内に必要不可欠な物質です。
微量とは体内に多くの量は必要としないけれど、ある程度の量がなくてはならないという意味で、亜鉛が体内で不足してしまうと身体に不調をきたしたり、亜鉛欠乏症になったりします。
亜鉛を含む食材
亜鉛を多く含む食材は、牡蠣、レバー、牛肉、チーズ、納豆、エビ、うなぎ、豆腐、牛乳などであるといわれています。
特に牡蠣には多くの亜鉛が含まれており、1日の必要量をそれだけで確保できるほど豊富な含有量です。
亜鉛の摂り方
亜鉛は、牡蠣やレバーなどに多く含まれており、食事からとることができます。
原材料からさらに濃縮した牡蠣エキスなどのサプリメントも販売されているので、そこから摂取することもできます。
注意しなければならないのは、適度に取り過ぎないということです。
亜鉛の効果・効能
亜鉛は効果・効能があるというよりも体内に不足が生じると身体に不調をきたす物質です。
味覚の向上
精子の生成
免疫機能の向上
甲状腺機能の向上
育毛促進
糖尿病改善
まず亜鉛を過剰に摂取したからといって生殖機能がアップしたり、ペニスが増大するようなことはありません。
亜鉛が他のアミノ酸やアルギニンなどと連携することによって精力を増大する効果があるということです。
要するに適度な摂取が必要で、逆にあまり亜鉛を取らない食事を行うと今度は亜鉛欠乏症といわれる状態になります。
日本人が1日に必要とする亜鉛は男性で8mg女性て6㎎といわれています。
推奨量はさらに多くて男性で9㎎女性で7㎎とされています。
亜鉛の副作用
上記でも触れましたが、亜鉛の取り過ぎは身体にとってよくない症状を引き起こす原因にもなり、下痢や貧血、肝臓の障害、神経障害になることもあります。
また発熱やおう吐、といった症状にも注意したいです。
では亜鉛の1日の許容量はどれくらいかというと30㎎以上は摂らない方がいいだろうといわれています。
亜鉛の価格・希少性
亜鉛はサプリメントなどからも補給することは可能ですが、日常的なさまざまな食品からも摂取することが可能です。
牛乳や納豆、豆腐などからも摂ることができるので価格の面で気にする必要はないでしょう。
特に亜鉛は微量ミネラルなので、亜鉛をたくさん摂取しようとして過剰に特定の食品を食べすぎる必要もないので、むしろサプリメントよりも通常の食事で摂ることを考えた方がいいかもしれません。