レッドブルでビンビンは本当?

レッドブルの成分を検証
以前CMでも話題になった「レッドブルエナジードリンク」、インパクトはあっても効果が分かりづらく、ネットではこれが精力増強に繋がるのではないかという噂も流れました。
ちなみに海外では日本以上に知名度が高く、販売の歴史も売り上げの規模も相当な数字を誇っています。
そこでレッドブルと精力増強の関係を調べてみました。
これらに関係があるかどうか、それを知る上で重要な手掛かりになるのはレッドブルに含まれている成分です。
実際にそれを調べてみると、成分としてはカフェイン、アルギニン、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンBが挙げられます。
聞き覚えもない成分もあるかと思うので、まずこれらの成分で得られる効果を挙げていきます。
カフェインは眠気覚まし、これはコーヒーに含まれているため、説明不要なくらいメジャーな成分です。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促し、疲労回復の効果があります。
ナイアシンは糖質の代謝を向上させ、肌荒れを防いだり血液を綺麗にします。
パンテトン酸はビタミンCの補助の役割を果たし、これもまた肌荒れを防止します。
ビタミンBは身体のエネルギー代謝を向上させ、神経機能を充実させます。
これらがレッドブルに含まれている成分になります。
レッドブルの成分と精力の関連
上記で説明したレッドブルの成分で、精力増強に繋がるとすれば、カフェインとアルギニンです。
これは性機能の病気を経験した人には分かるでしょうが、性機能向上においてアミノ酸は、必要不可欠な成分と言われています。
これに加えてカフェインが含まれていることで、一種の覚醒効果を得られます。
覚醒と言うと怪しく感じるかもしれませんが、分かりやすく表現すれば、“疲れも眠気も吹き飛んで、性機能も向上する”という状態が実現します。
このため、成分上では精力増加に繋がるものの、やはり含まれている量を考えると、従来の精力剤のような期待はできません。
これを量で補うにしても、レッドブルにはカフェインが含まれているため、過剰な摂取は禁物です。
これらの点からまとめると、レッドブルは精力増強の効果があるものの、精力剤のようにそれを改善できるほどの強力な力は持っていないということになります。
レッドブルはあくまでドリンクです。
このため、ドリンクとしてレッドブルを飲めば、一般のドリンクに比べて精力アップは確実ですし、疲労と眠気に覆われたSEX前の夜には、特に効果が期待できます。
しかし、EDや早漏といった深刻な症状に悩まされている場合、その治療や改善目的としての使用は、あまり効果は期待できない、これが結論です。