精神的な改善で治るEDもある?

答えはYESだが、容易ではない
元々EDは、身体的要因か精神的要因、もしくはその両方、これらのどれかが原因として当てはまります。
この中で身体的要因が関わっている場合は、年齢的なものや持病が関わってきますが、精神的要因においては男性の心理、そして日常生活による疲労やストレスが関わってきます。
このため、精神的要因によるEDであれば、精神面の改善でEDは克服できます。
特に女性をイカせられないなど、不安が招く精神的要因においては、パートナーと真剣に話し合うことやテクニックを磨いて自信をつけるなど、ある程度容易に解決が可能です。
しかし深刻な精神的要因の場合、克服すれば改善するのは確かですが、その改善は容易ではありません。
例えば仕事のストレスや疲労が原因と分かった場合、改善しろと言われて改善が可能でしょうか?
まさかED改善のために仕事を辞めるわけにもいかないですね。
このように精神的要因の具体的な理由が分かっても、それが日常生活において必須な事柄に関わる場合は、容易に改善するのは難しいケースがあります。
医師の力を頼る
医師に処方される薬の種類は豊富で、身体に効果のある薬もあれば、心に効果のある薬もあります。
今回のような精神的要因におけるEDの場合、ストレスを和らげてくれる薬を処方してもらえます。
ただしこれは治療ではなく、あくまで要因を和らげて抑えるための効果の薬です。
このため、こうした薬を服用しながら、徐々に生活習慣を変えていく、遠回りに思うかもしれませんが、完全な改善を目指すなら、当面このような生活を続けていく必要があります。
心の病気はうつ病だけなくEDにおいても深刻な症状を引き起こしてしまう可能性があるのです。
まずは要因を見つけることが大切
ここでは簡単に精神的要因のEDをテーマにしていますが、実際にEDで悩んでいるのであれば、まずはその要因を探すことが先決です。
その上で精神的要因によるEDと自己診断したのであれば、今度は具体的にどこで精神面を痛めているかを探す必要があります。
この要因が分からなければ、例えストレスを和らげたところで、根本的な解決には至りません。
言うならば自分自身に対する情報収集、それが実現した時、自身による精神的な改善でED克服可能かどうかを判断すべきです。
このように、精神面の改善で治るか治らないかの二択であれば、答えは「治る」になります。
しかし、実際に治すとなると、要因の詳細によっては改善が困難になってしまうのです。
EDの治療はあせってはいけません。
まずは精神的要因のEDで、具体的に日常生活のどこに問題があるのかを考え、その上で生活習慣の改善をゆっくりと進めていってください。