日本人のセックス事情

日本人のセックスは前戯が長い
他人がどのようなセックスをしているかは謎に包まれていて分かりません。
性にオープンな人同士であればディープな会話もあるでしょうが、一般的な人はセックスを隠す傾向にあります。
恥を重んじる日本人は性をオープンにはしないのです。
特に前戯や挿入など生々しい話をする人は限られて来ます。
アダルト動画を見ればAV女優のセックスを見られますが、これはあくまでも作品としてのセックスです。
興奮させるためのセックスなので周囲の人がどのようなセックスをしているかの参考にはなりません。
そこで、日本人のセックスがどのようになっているかを調査した結果があります。
その結果は意外で、日本人は丁寧なセックスをする傾向が強いと分かりました。
前戯時間の平均は約25分で、世界でもトップクラスの時間です。
フランスでは前戯時間の平均が8分で世界でもワーストを競い合っています。
パートナーとの愛情を確かめるのが重要な日本では、前戯の長さがセックスに表れているのでしょう。
セックス回数は世界最低ランク
前戯が長く愛情たっぷりのセックスを行う日本人ですが、セックス回数は世界でも最低ランクです。
日本人で妻が居る、彼女がいる人の月間平均セックス回数は4回でした。
週に1回、休日に会ってセックスするような生活が容易に想像できます。
一方で世界に目を向けると、イギリスでは週に3回もセックスを行っていて月の平均回数は14回となりました。
これは日本人の約3倍にも及ぶセックス回数です。
セックスの回数で比べると日本人は消極的なのが伺えます。
草食系男子や絶食系男子が生まれている昨今では、セックス回数がさらに減少しそうで恐ろしいです。
夫婦のセックスレスも日本特有
海外では夫婦になった後もセックスを楽しんでおり、むしろ恋人関係の時よりも深く愛し合います。
ですが、日本では夫婦になると1年以内にセックスレスになる家庭が30%もあるのです。
3組に1組がセックスレスになっていると考えても良いぐらいの状況と言えます。
日本では妻を女性では無く家族と捉える傾向にあります。
女性では無いのでセックスの対象になりませんし、子供が産まれると家庭内では母親のポジションになります。
そうなると女性として見れなくなりセックスレスになってしまうのです。
海外では子供が産まれようとも1人の女性として扱うので、いつまでもセックスが途絶えません。
恋人関係がずっと続く海外と家族になってしまう日本、セックスの価値観は大きく違っているのです。