セックスレスがもたらす弊害

セックスレスの原因
日本のカップルはセックスレスになりやすく、その割合は全体で48%と約半数が性行為が無いのです。
セックスレスの定義は、お互いに病気や怪我をしていないのに性行為が無い状態が1ヶ月続くことを差しています。
もちろん、年齢が60歳を超えている場合などは除外されます。
基本的には健康な男女が一緒に過ごしながらセックスをしないのは極めて不自然なことです。
そして、セックスレスで厄介なのは愛情が不足していると思われてしまう点です。
原因には過度の疲労やストレスもありますが、どうしても愛情が無くなったと疑われてしまうでしょう。
こうしたすれ違いが破局に繋がる場合は良いですが、そうでないとセックスレスが長期化してしまうのです。
実際、セックスレスになる原因は愛情不足以外の方が多いです。
前述したようにストレスなどが原因のケースもあれば、セックスに対してコンプレックスを感じている場合もあります。
ペニスのサイズを指摘された、早漏を咎められた、こうした経験はセックスレスに直結します。
セックスレスになったら恥ずかしいと思わず、パートナーと話し合いをするのが望ましいです。
浮気のリスクが高くなる
性欲が無い人はほぼ居ないと考えて良いです。
中にはいろいろな事情でセックスに魅力を感じない人も居るでしょうが、普通は異性に性的な興奮を感じます。
そのため、セックスレスが続くと浮気のリスクが高まってしまいます。
男性であっても女性であっても、性的な刺激を求めて浮気をしてしまうケースは決して珍しくありません。
ちょっと遊ぶつもりが本気になってパートナーと破局してしまうカップルも多いのです。
特に男性は初めてセックスする女性に、通常よりも何倍も興奮するという調査結果があります。
この効果が原因で恋心や愛情を勘違いしてしまうのです。
夫婦であれば離婚の危機になりますし、セックスレスが続くのは極めて危険なのです。
セックスレスの弊害は想像以上に大きいものだと認識しましょう。
誰にも言えない悩みを抱える
はっきり言ってセックスレスの悩みを打ち明けられる状況はほぼありません。
専門のクリニックや匿名のネット掲示板に書くぐらいしか悩みを話せる状況は無いでしょう。
友人や知人に相談することも不可能ではありませんが、世間一般的にはあまり見られない光景です。
当然、パートナーである相手にもセックスレスについて相談出来ず、一人で不満を抱えてしまうようになると危険です。
ネガティブな思考の人は愛情が無くなったと考えますし、浮気を疑うような行動を起こす人も居ます。
これらはすべてセックスレスの弊害であり、無用なトラブルやストレスを抱えることになり兼ねません。
セックスレスにならないように常に愛情を確認し合い、相談し合えるようにしておくと良いです。