実際、禁欲ってが効果あるの?

身体のメカニズム上の心配はない
男性が禁欲すれば、当然精子を排出する機会を失うことになります。
しかし身体のメカニズムは上手くできているもので、例え射精という手段で精子を排出しなくても、それが溜まりすぎることにより、栄養分として吸収されたり、時には夢精をすることで、うまく循環していきます。
このため、身体の中で排出されない精子が害を及ぼすというような、メカニズム上の心配は一切ありません。
これは精子の成分がタンパク質であることが理由になっており、精液として排出されなくても、尿や汗に交じって排出することが可能だからです。
心身面における支障
極端な話、生命の危険に陥るような状態にはならないものの、無理に禁欲することで、心身に支障をきたしてしまうことはあります。
例えば、禁欲することでストレスが溜まってしまったり、だるさや疲労感を招くこともあります。
さらに深刻になれば、禁欲によるこれらの支障が原因で、本格的なEDやうつ状態になってしまうこともあるのです。
このため、無理な禁欲をすることはおススメできません。
そもそも禁欲をして得る効果としては、それを解禁した時に興奮度が高まるくらいのもので、身体そのものに対するプラス要因はないのです。
むしろ我慢することで心身に支障をきたしてしまうことを考えると、例えセックスの機会がないにしても、オナニーでマメに性欲処理をすることは、健康上、大切なことなのです。
精力増強のための禁欲は間違っている
そもそもなぜ禁欲をするのか、その理由として精力増強を狙っているのであれば、それは大きな間違いです。
確かに禁欲はすればするほど性欲が高まります。
砕けた表現をしてしまえば、ヌクのを我慢するほどヌキたくなるものなのです。
しかし、これは精力低下の原因とは全く無関係です。
さすがに射精した直後は精力が衰えるでしょうが、日常で精力低下を感じるのは、セックスやオナニーに慣れているからではなく、全く別の要因があるのです。
このため、精力増強を狙うために禁欲を心がけたとしても、症状が改善されることはありません。
ここで説明したとおり、禁欲による精力増強は期待できません。
精力増強を目的とするのであれば、それを目的として精力剤を使用するのが最も効果的です。
年齢も含め、日常の中で精力を衰えさせている原因を考え、それを克服できる精力剤を使用することで精力増強を狙う、これが精力増強を目指す際の正しい手順なのです。
このため、オナニーやセックスを無理に避ける禁欲生活はおススメできないですし、意味すらないのです。